3月１日です
栃木県内の
高校３年生の皆さん
ご卒業おめでとうございます

思い出詰まった
３年間だったと思います
本当におめでとうございます

さあ

栃木県公立高校入試まで、
残り５日か

ラストスパートです
では、今日も「ウルトラの星　光る時」

どうぞ

↓

今、中３生の親御さんならば、
どこのご家庭も、
もう氣が氣ではないと思います。

私が２０代の頃に、
大手進学塾で働いていた頃は、
上位校を目指す保護者様、、、

特にお母様が、
本当に失礼ですが、
まぁ～◯るさくて、◯るさくて、

これでは子どものプレッシャーにしかならないと、
思っておりました。

今でも変わりありません。

まずは、落ち着きましょう。

お子さんは本当に頑張っておりますから。

でも、親御さんも分かっているのですよね。

それも分かっております。

だからこそ、深呼吸をしてください。

この特集も今日で３回目になりますが、
前２回に登場した子たちの親御さんは、

ビービーギャーギャー騒いではいませんでした。

その代表が、
本日の登場者です。

『絶体絶命』

栃木県の県立高校入試において、
この言葉が出るのは、

１月の下野模試の結果だと思います。

この子もそうでした。

仮採点はしますが、
その段階で私は天を仰ぎました。

そして、正式な結果が届き、
本当に『絶体絶命』！でした。

志望校のランキング表にすら載っていないのです。

当然です。

ただ少しだけ自慢をすると、
嚶鳴進学塾は仮採点をするので、
私の心の切り替えと、
次への準備が早いです。

なので嚶鳴進学塾に限っては、
可能な限り、塾で受験して下さい。

特に10月～12月の模試は。

正直、会場慣れなど1回で充分です。

また、会場によっては、
同じ中学校でまとめられているので、
無意味です。

～話しを元に戻します。～

とは言え、

さすがに、
この生徒さんは頭を抱えました。

頭を抱えて、
答案用紙を誰もいない教室で、
眺めていると、
その子の塾歴を思い出しました。

１年生の時は、大手塾（一斉指導）。

２年生の時は、個別指導塾。

３年生の時に、

最後の白羽の矢が、
嚶鳴進学塾に立ちました。

もう私も意地です！

仮採点の段階で、
お母様に連絡を入れて、
お子さんを含めて面談をいたしました。

面談と言っても、
普通なら県立高校は非常に厳しい状況です。

私立は文星に受かっておりました。

私が、
「申し訳ございません。
最後の最後に、このような結果となり。。。」と、

開口一番に切り出すと、
お母様が

「いいえ。うちの子が悪いのですから。
勉強は向いていないようです。」と、

いつもの優しい笑顔で仰られました。

塾って何だ！と虚しさと悔しで、
いっぱいでした。

しかし、決断を下さなければなりません。

「どうすれば・・・」と私が言いかけた瞬間。

彼女の口から出た言葉は、、、

「県立に行く！
もう！お母さんに迷惑をかけられない！
私立だとお金がかかるから！」

ウルトラの星が眩しく光った時でした☆

シングルマザーのご家庭でした。

それを聞いたお母様は、
「好きにしな。」の一言だけでした。

そして私に、
「教え甲斐のない子ですが、
よろしくお願いします。」と。

ウルトラマンのカラータイマーは、
もう赤に点滅をしておりました。

時間がない！

でも、その時だからこそ、
スペシウム光線を放てるのです。

この子は、どれだけスペシウム光線を、
自分の人生という舞台に叩き込んだのでしょうか？

その時にいた講師からは、
「いくらやっても社会を覚えません！」と、
泣き叫ぶような報告を頂いたものです。

「花は、まだ咲いていないけど、
根っこは腐っていないから、
何度でも繰り返してあげて」と、
もう遮二無二でした。

しかも、彼女が選んだ志望校が、
壬生高校でした。

５科目９３点だよ？？？

なぜ？と質問をすると、

「ママと同じナースになりたいから、
だってシバちゃんが、
壬生からでも
看護系の学校に行けるって言ったじゃん」と。

シバちゃんじゃねーよ！（笑）

確かに言ったけど（笑）

もう無我夢中でしたね。

しかし、やっていたことは、
夏期講習と冬期講習に、
お渡ししたテキストだけです。

本当にシンプルなのです☆

もちろん、この流れですので、
結果はお分かりだと思いますが、

なんと！

壬生高校に合格しました☆

開示の点数は２２１点！！！

凄いですよね！！！

だから少し前に、
志望校を変える時には注意して下さいと言ったのです。

志望校のランクを下げたなどと思っていては、
その高校に失礼です。

このような子がいるので。

なめるなよってね。

合格した時に、
「他に塾に行っていたの？」と聞きました。

返事は、
「嚶鳴に毎日来てたじゃん」」でした（笑）

勉強に自信の無い子は、
とにかく『出来ること』を増やしていくべきです。

高得点の難問を解きたい氣持ちは分かりますが、
コツコツと出来ることを増やしていくべきです。

さぁ！中３生の皆さん！

カラータイマーが点灯しています☆

ここからが正念場です！

↑

ここまでが去年までの投稿です。（2022年3月付記分）
この記事に付け加えるとすれば、
やはり意志の力ですね♪

「ナースになる！」
「お母さんに迷惑をかけたくない！」

志ですね。

そして、感謝の気持ちです♪

そして、そして、この子は今１９歳。

はい♪追跡調査をしました！

独協医科大学附属看護専門学校に通っています☆

嬉しいですね♪

「嚶鳴に通っていた時に感想を書いてよ。と言うと、
「シバちゃんさ。テストで１科目追試で忙しいんだよ。」と言われました。
「相変わらず、テストは苦手だな。」と言うと、
「ウザッ！」と言われました(笑)

この変わらないやり取り(笑)

あの時を思い出します。

③完了