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鹿沼秋祭り2026 ~故郷から世界へ、そして次の世代へ~

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故郷・鹿沼の秋祭り

関東平野の北限に位置する栃木県鹿沼市。

私が生まれ育った故郷です。

今年も「鹿沼秋祭り」が開催され、街は大いに賑わいました。

豪華絢爛な彫刻屋台、街に響き渡るお囃子、そして夜空を彩る花火。

何世代にもわたって受け継がれてきた伝統と、
それを守り続ける地域の人々の姿に、改めて故郷の素晴らしさを感じました。

そんな秋祭りの夜、ふと自分が歩んできた道を振り返ってみたくなりました。

男体山を見て育った少年

私は幼い頃から、栃木の男体山を見て育ちました。

いつもそこにある、動かぬ男体山。

まさか大人になって、その山の頂に自分が立つ日が来るとは、
少年時代には想像もしていませんでした。

また、少年時代に出会った『三国志』は、私の世界を大きく広げてくれました。

「いつか、この物語の舞台を自分の目で見てみたい」

そんな憧れが、いつしか中国への関心につながっていきました。

大学進学を機に、私は故郷を離れ、新潟へ向かいました。

そこで初めて目にした日本海。

昨日と今日では、まるで違う表情を見せる荒波。

動かぬ山を見て育った私にとって、その変幻自在な姿は、とても新鮮でした。

そして、海の向こうにはユーラシア大陸が広がっています。

自分が知らない世界が、まだまだある。

その思いは、やがて大学院での研究、
そして北京大学への留学へとつながっていきました。

学びに終わりはない

あの頃の私は、自分の人生がどこへ向かっているのか、
きっと何も分かっていなかったと思います。

ただ、知りたいことがありました。

見てみたい世界がありました。

そして、それを追いかけてきました。

しかし、私の学びはまだ終わっていません。

現在、もう一度大学院で学ぶために勉強を始めています。

すでに修士号は取得していますが、
今度は改めて修士課程から学び直し、その先には博士課程への挑戦も考えています。

若い頃には理解できなかったことが、年齢を重ねた今になって、少しずつ見えてくる。

学問とは、本当に不思議なものです。

そして、もう一つ。

今は亡き恩師の存在があります。

先生に教えていただいたこと。

先生と語り合った時間。

当時は十分に理解できなかった言葉の重みを、
今になって感じることがあります。

もう一度、先生と学問の話がしたい。

その願いは、もう叶いません。

けれども、学び続けることはできます。

いつの日か、

「先生! 博士論文を読んでください!」

そう胸を張って報告できるように。

そして、好きなことを学ばせてくれた両親にも、
今になって心から感謝しています。

夢を追いかけた少年が、夢を追いかける子どもたちと

現在、私は故郷の栃木で嚶鳴進学塾を営み、子どもたちと一緒に学んでいます。

昨日も、大学入試に向かう二人の女子高校生からLINEが届きました。

「頑張ります!」

短い一言です。

しかし、その言葉の向こうには、これまで一緒に悩み、考え、努力してきた時間があります。

志望理由書を何度も書き直したこと。

自分の将来について真剣に考えたこと。

面接練習で、うまく答えられずに悩んだこと。

その一つひとつが、きっと彼女たちの人生の糧になると信じています。

私も、かつては夢を追いかける一人の若者でした。

だからこそ、今の子どもたちにも、自分の好きなことを見つけてほしいと思います。

誰かに決められた道ではなく、自分が歩いてみたいと思う道を、自分の足で歩いてほしい。

遠回りしたって構いません。

私自身、ずいぶん遠回りをしてきましたから。

そして、いつの日か、自分が育った故郷のことを懐かしく思い出してくれたら嬉しく思います。

やっぱり故郷はいい

鹿沼秋祭りの夜。

地元の里山ワインに、近所のお弁当屋さんの青みかんサワー。

とろけるような鹿沼牛の串焼き。

祭りを支える人たちの笑顔。

何世代にもわたって受け継がれてきた彫刻屋台。

その一つひとつに、鹿沼という街の温かさを感じました。

いいなあ、鹿沼。

やっぱり故郷はいいなあ。

世界は広い。

まだまだ知らないことも、見てみたい景色もたくさんあります。

しかし、どれほど遠くへ出かけても、帰ってこられる場所がある。

それもまた、人生の大きな幸せなのだと思います。

さあ、ここからは塾の出番です!

鹿沼秋祭りが終わると、関東平野にも少しずつ冬の足音が近づいてきます。

受験生たちにとって、いよいよ大切な季節が始まります。

私が学び続ける理由の一つは、子どもたちに「学ぶことの楽しさ」を伝えたいからです。

勉強は、単に試験に合格するためだけのものではありません。

自分の知らなかった世界を知り、自分の可能性を広げ、人生の選択肢を増やしていくものです。

かつて、鹿沼の街から遠い世界に憧れた一人の少年がいました。

その少年は、新潟へ、そして中国へと学びの場を広げました。

そして今、故郷の栃木で、夢を追いかける子どもたちのそばにいます。

私が見てきた景色より、もっと広い世界を、君たちには見てほしい。

そのために、私たち嚶鳴進学塾ができることを、一つひとつ積み重ねていきます。

さあ、ここからは塾の出番です!

嚶鳴進学塾
塾長 柴田謙一

 

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