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今年の夏も、本当にいろいろなことがありました。
通常の夏期講習だけではなく、
夏合宿、受験指導、総合型選抜のサポートなど、
慌ただしい毎日が続きました。
そんな夏の終わりに、
石橋校を担当してくれた安川先生に、
「夏期講習、遅刻・欠勤なく最後までありがとうございました。
石橋校を安定して回していただけたこと、本当に助かりました。
夏合宿も含め感謝多謝です。」
とメッセージを送りました。
すると、
「こちらこそです。大きな、成長の夏となっています。」
という返信がありました。
この言葉を読んで、ふと思ったのです。
今年の嚶鳴進学塾は、
なんだか「ブレーメンの音楽隊」みたいだなと。
グリム童話の『ブレーメンの音楽隊』には、
ロバ、犬、猫、鶏が登場します。
それぞれ違う存在で、できることも違います。
しかし、仲間になり、それぞれの力を持ち寄り、
声を合わせることで、一匹ではできなかったことを成し遂げていきます。
考えてみれば、これは「嚶鳴」という言葉にもよく似ています。
「嚶鳴」という塾名は、中国最古の詩集『詩経』の「伐木」に由来します。
鳥が鳴き、仲間を求め、その声に別の鳥が応える。
そこから、仲間が互いに求め合い、励まし合うという意味を持つ言葉になりました。
私はこれまで、塾長として自分が前に立ち、
自分が何とかしなければならないと思うことがたくさんありました。
もちろん、これからも私にしかできない仕事はあります。
しかし、今年の夏は少し違いました。
石橋校を守ってくれる先生がいる。
夏合宿を一緒につくってくれる先生がいる。
生徒たちに声を掛けてくれる先生がいる。
そして、それぞれの場所で頑張っている生徒たちがいる。
誰か一人だけで「嚶鳴進学塾」ができているわけではありません。
それぞれ違う人間が、それぞれの役割を果たし、声を掛け合う。
それが「嚶鳴」なのかもしれません。
そして、これは先生たちだけの話ではありません。
勉強が得意な子もいる。
苦手な子もいる。
すぐに行動できる子もいれば、なかなか一歩を踏み出せない子もいる。
一人ひとり違っていい。
違うからこそ、誰かの頑張りが誰かを励まし、
誰かの成長がまた別の誰かの勇気になる。
この夏、生徒たちだけでなく、先生たちも成長しました。
もちろん、私自身もまだまだ成長の途中です。
嚶鳴進学塾は、一人の力で完成する塾ではありません。
一羽の声から始まり、やがて多くの声が響き合う。
そんな場所でありたいと思います。
「未来を創造し、人生に貢献する。」
その理念を実現するためにも、
これからも一人ひとりの個性を大切にしながら、
それぞれの力が響き合う嚶鳴進学塾をつくっていきます。
2026年の夏。
生徒たちにとっても、先生たちにとっても、そして嚶鳴進学塾にとっても、
大きな成長の夏となりました。
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