
【2025年3月下旬から雀宮校が移転しました。
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県立高校に通う理系の高3生の多くが、
もうすぐ「数学III」の履修が終わります
極限からはじまり、微分法・積分法、そしてその応用まで――
まさに難関大学入試の山場をなす内容をひと通り学び終えた今、
「数学IIIが終わった!」という達成感を抱いている人もいるかもしれません。
しかし
ここでひとつ確認しておきたいことがあります
数学IIIの内容は、
数学全体の中でも特に抽象度が高く、
論理性と精密な式操作が求められます。
しかし、
そこで扱われる関数やグラフ、式変形、記号の扱いはすべて、
数学I・A・II・Bで学んできたものの延長線上にあります
・極限…数列や関数の理解が必須
・微分…関数のグラフ、増減、変域の感覚が問われる
・積分…面積や体積のイメージが重要
つまり、「数学IIIが難しい」と感じる背景には、
実は「I・A・II・Bがあいまいなまま進んでしまった」というケースが多いのです
平均点が取れない、
授業についていけない、
教科書を読んでも何を言っているのか分からない…
そう感じている人は、
けっして少数派ではありません
むしろ、「普通」です
高校数学の中でも、
数学IIIは最難関です
その上、入試問題では
「I・A・II・B・III」の融合問題として出題されることが多いため、
部分的に得意・不得意があると歯が立たなくなってしまいます
多くの受験生が最初に取り組むべきは、
やはり共通テスト対策です
その中でも頻出の単元(数列・ベクトル・図形・確率など)は、
時間をかけてやり直す価値があります
また、「式変形の力」「定義や定理の意味の理解」といった、
数学の根っこを強化することが、
結果的に数学IIIの得点力にもつながります
もちろん、2次試験で数学を使う人は、
共通テスト対策に偏りすぎず、記述・証明・応用の練習も忘れずに
すべてを一気に復習するのは難しい場合もあります
そこで、まずは次のような頻出テーマに注目してみましょう。
・微分法の基本(導関数、極値、接線、平均値の定理)
・積分法の応用(面積・体積・曲線の長さ)
・三角関数・指数関数・対数関数の微積
「やらない」単元を作るというよりも、
「優先的に見直すべきところ」を明確にする、という意識が大切なのです
問題が解けなかったとき、
それが「数学IIIの理解不足」なのか、
それとも「I・A・II・Bの基礎不足」なのかを見極めることが重要です
特に融合問題では、ⅠAⅡBの土台が揺らいでいると、
解き方すら思いつかないことがあります。
解けなかった問題に対して、
「何が分からなかったのか」を振り返る習慣をつけましょう
数学IIIが難しいのは、
誰もが通る道です
大切なのは、「どこでつまずいているのか」を自覚し、
必要に応じてⅠAⅡBに立ち返ることです
そして、志望校の過去問を一度解いてみましょう。
その結果をふまえて、
「今の自分に足りないのは何か?」を考え、
学習の方針を立ててみてくださいね
さらにそれを、学校や予備校、
塾の先生に確認してもらうと、なお良いかと思います
数学が得点源になるかどうかは、
「最後まであきらめずに、やるべきことを見極めて取り組めるか」にかかっています
キミも、今からでも十分に巻き返せます
疲れた時はプリンを食べて
ニコニコしよう
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【6月の休校日】
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